リーマンショック、長引く不景気…
不景気で派遣や契約社員の雇い止めが増えると、求人を探すのが難しくなります。
都内から離れたところに住んでいたときは通勤エリアも限られていたので、すでに登録済みの派遣会社から仕事の紹介を待つより自分に合いそうな仕事を見つけ出してどんどんアプローチするほうが仕事が決まるのが速かったです。
総合派遣サイトを利用したことが2回あるわたしが、総合派遣サイトのリクナビ派遣、はたらこねっとを転職活動したときの体験談を含めて効果的な使い方を解説します。
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紹介予定派遣を探すとき
紹介予定派遣の仕事は、今後長く派遣先にお世話になるかもしれない会社の仕事です。
勤務したいエリアややりたい仕事内容はある程度自分の中で固まっていることが多いのではないでしょうか。
求人を探す目的がはっきりしている場合は、譲れない項目はチェック項目に入れた上でより多くの求人の中から探したほうが自分によりフィットする求人に出会える確率が高くなります。
仕事には生活の大部分の時間を捧げるわけです。
実はもっと実力を発揮できる仕事が他にあったかもしれない、という後悔をしたくなかったんですよね。
世の中に紹介予定派遣の求人にはいまどういうものがあるのかを見てみて、興味のある仕事があったら派遣会社に話を聞いてからチャレンジするか決める、くらいのスタンスで慎重に、粘り強く活動することをおすすめします。
紹介予定派遣の案件が探しやすかったはたらこねっと
わたしがはたらこねっと経由でお世話になったのはヒューマンリソシア。
ヒューマンリソシアは私が正社員転職で就職活動がうまくいかなかった医療系システム導入の仕事の紹介予定派遣の求人を出していました。
派遣社員歴が長い人にとっていきなり正社員の転職は正直ハードルが高いです。
紹介予定派遣なら、派遣期間の最大6ヶ月間で
・勤務地も近いから通勤も支障ないか
・仕事内容はチャレンジしたいと思えるものか
・いっしょにはたらく人はいい人たちか
長く働ける職場かどうか、3ヶ月ごとの更新を経ながら直雇用になるかを考えることができました。
当時は世の中の景気的に求人が少ない時期だったので、わたしがとり得るベストな転職活動だったと思います。
勤務地を限定して探すとき
東京23区内で通常派遣は職種を選ばなければ求人がたくさんありますが、たとえば「横浜市内」や「埼玉県」など勤務地を限定する場合は登録済みの派遣会社の求人を見ているだけでは物足りないことも。
1日8時間近くを費やす仕事。
派遣期間が最大3年だったとしても、できるだけ興味があって面白そうな仕事をしたいじゃないですか。
総合派遣サイトは各派遣会社がどんな求人を出しているのか、見本市のようなものです。
これまでに登録している派遣会社が少ない人は、これから登録する派遣会社を追加で検討するときにも大いに参考になります。
リクナビ派遣、はたらこねっとの比較
求人の登録数は2018/8/8現在リクナビ派遣67,800件、はたらこねっと45,393件です。
どちらも大手派遣会社の仕事から業務に特化した派遣会社まで求人を取り揃えて掲載しています。
リクナビ派遣のいいところ
Wワークや週3日以下の仕事が検索しやすい
リクナビ派遣はリクルートスタッフィング、スタッフサービスなどリクルート関連の求人が目立つこと。
いわゆる派遣の仕事ってどんな求人があるのか知りたい派遣初心者には見やすいと思います。
はたらこねっとにない機能としていいと思ったのは、Wワークや週3日以下の仕事などが独立した検索項目として用意してあること。
派遣の仕事をベースにWワークをしたい場合もまだまだ派遣会社ごとには多く求人がないので、これからの副業探しにも有効に使っていきたいですね。
はたらこねっとのいいところ
職種から仕事を探しやすい
はたらこねっとは派遣以外の正社員、契約社員、パート・アルバイトの仕事もまとめて検索できます。
特に制作・編集・校正・ライターやクリエイター系の仕事はパート・アルバイトの求人で出ている場合もあります。
いわゆる事務ワーク以外の職種に興味がある場合は、はたらこねっとのほうが幅広く職種の求人をチェックできます。