個人事業主の開業届を提出してフリーランスになるときに、一番の悩みごとだった青色申告用の帳簿作成。
わたしの事業は原稿料やブログからのアフィリエイト収入が主である「文筆業」で簿記はかなり苦手。
会計ソフトfreeeは簿記がわからなくてもかんたんに帳簿作成できるときいて迷いましたが、最終的に複式簿記対応のMFクラウド会計・確定申告を選びました。
今年も2回目の確定申告の準備を既に終えて、やっぱりMFクラウド会計・確定申告にしておいてよかったと思っています。
MFクラウド確定申告を2年間使ってみて、零細個人事業主にとってよかったこととは?
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同業者の利用率が高かった
PCや文房具を買ったときの勘定項目は?
アフィリエイトで収益が確定したとき、実際に報酬が振り込まれたときの仕訳は?
ネットでどう仕訳したかを調べるとたいてい複式簿記で仕訳例が書いてあります。
特にアフィリエイターは自分がつまずいた部分の仕訳はこうしたらいいんだよ、というのをたくさん、そして丁寧に記事にされています。
そこで出会った記事はわたしの肌感覚では8割以上はMFクラウド会計を使っていました。
わたしの周りには開業当時はフリーランスの友人もいなかったので、ネットで調べる情報が頼り。
スマートフォンを選ぶのと同じで、使っていくうちに悩みが生まれてきそうなものはやはり同業者のシェアが高いものが安心して利用できます。
無料でもらえた本を見ながら開業・仕訳を進められた
MFクラウド会計・確定申告に新規で登録すると、普通に購入したら1000円以上する公式ガイドを無料でゲットできます。
MFクラウド確定申告公式ガイドで学べる内容で特に役に立ったのは、クレジットカードで事業に使用する備品などを購入したときの主に会計帳簿の考え方や仕訳について。
クレジットカード払いは現金払いと違って支払い行為をしただけで仕訳終了にはなりません。購入行為をしたら未払金ができた、という考え方。
さらにその未払金はクレジット払いの項目が銀行口座から引き落とされたタイミングで今度は銀行口座からお金が減ったことを仕訳します。
この会計簿記特有の世界。これまでまともに経理に関わったことのない人にとっては未知の世界を知った感覚なんですよ。
公式ガイドなので基本的にこの通りにやれば問題にはならないんだろうなという安心感。
さらにMFクラウドにはオンライン上にサポートページも用意されています。
より細かい仕訳に関する質問についてはネット検索して答えを得ることもできたので、どう仕訳したらいいかわからなすぎて困ることはほとんどありませんでした。
インポート機能を活用→オフラインで仕訳を進められる
フリーランス1年目で自分の収益と支出については仕訳のパターンが固まってきたので、2年目からは仕訳の登録にはExcelのインポート機能を多めに使うようになりました。
例えばアフィリエイトの発生・売上についてはExcelで作成してからインポート、実際に報酬が振り込まれた仕訳はデータ連携から登録といった感じ。
クレジットカードの明細は月々定額の仕訳が多いのであえて自動連携を使わずExcelでまとめてからインポートします。
自動連携は商品名をいちいち入力する手間がないからラクなこともありますが、商品名が長いまま仕訳に登録されそうだとブラウザ上で毎回修正が必要になることもあります。
それなら毎月決まった項目はExcelでまとめて一括で作成してあとでまとめてインポートするほうが結果的に仕訳登録にかける時間を短縮できます。
【参考】「仕訳帳」をインポートする | マネーフォワード クラウド会計
仕訳をExcelでまとめて作っておけるということは、仕訳の登録は逐一やっていかなくてもあるときにまとめてインポートいう手段も取れること。
他のクラウド会計ではずっと有料プランでいないとこのへんの自由がきかなくなるものも出てくる中で、MFクラウドは柔軟性があります。
これが零細個人事業主にはとてもありがたい。
法人成りを考えるまではMFクラウド会計かな
以上挙げたメリットからMFクラウド会計がおすすめなのは、まさにいまは副業フリーランスで青色申告をしようという当サイトにたどり着いたあ・な・た。
少なくとも法人ではなく免税事業者のうちはMFクラウドで支障はないと思います。
メインマシンがWindowsでもMacでも入力できますし、いざとなったらスマホでも仕訳の入力や修正も可能。
仮に使い始めてどうも性に合わないと感じたら無料期間中に使用をやめたらお財布からお金が出ていくこともありません。
これはもう迷うよりまずMFクラウド会計・確定申告を使ってみてはいかがでしょうか。
話はそれからです。